ムービー塾とは
1 はじめに
教育において最も大切なことは「自ら学び、考え、その内容を発表すること」だと昔から言われております。しかしながら、このような能力、特に発表能力(発信能力)を養うことは、効果的な手法もなく、これまでなかなか実現が難しかったのが現状です。
ところが、情報通信技術の急速な発展とともに情報発信が比較的容易となり、最近では、学校のクラスやクラブ活動などの情報をホームページで発信したり、ブログなどによって自分の日記などを発信している人も急激に増加しています。インターネットがない時代にはテレビ、ラジオ、新聞などで一部の人だけにしか行えなかった、「情報を発信できること」が誰でも行えるようになったわけですから素晴らしい時代になったと言えましょう。
ただ、そうは言っても現状に全く不満がないわけではありません。これまでのところ、私達が発信できる情報は“文字”や“写真”に限られています。一般にムービーや音楽を制作するには特別な機材が必要ですし、専門的な技能・知識も必要なので、専門家を除いては簡単に制作できないからです。
そこで、私達は、DMDと呼ぶ新しい技術を開発しました。DMDとはデジタル・ムービー・ディレクター(Digital Movie Director)の略で、簡単にムービーが制作できるシステムのことです。みなさんは、自分で作ったシナリオをパソコンに入力するだけで、難しい専門的な技能・知識が一切なくても自動的にムービーを制作することができます。このDMDを用いて、楽しみながら、ムービー制作に取り組み、発信能力を養ってください。

2 DMDとは?
図1図2
DMDは、図1のような入力画面となっています。ここにシナリオをS(主語)、V(述語)、O(目的語)の組み合わせで記述すれば自動的に映像が生成できます。そうすると、図2のような映像が自動的に生成されます。これがDMD技術です。
※DMDでは、NHK放送技術研究所のTVMLの技術を使用しています

3 どんな技術が身に付くのか?
ムービー塾に参加すると、以下のような項目を学習、体験することができます。これらの項目は、現在のテレビや映像の制作にも使われている基本的な知識です。なので、自分でムービー制作する場合に役立つのはもちろんのこと、これからテレビや映画を見る時にも、いろいろと楽しみ方が広がることでしょう。

● ストーリーの書き方
● カメラワーク、ライティング、BGM、効果音などの演出技術
● ムービー制作の進め方
● その他、ムービー全般に関する知識